「アス」の感想 - 素晴らしい風刺、この世界の裏、最高

ゲットアウトをみて、スバラシイと思った。Jordan Peeleは天才だ、すごく重いテーマをコメディみたいな映画にして、観客集まるし、この世界のダークサイドもあばいてやる、見終わっても余韻がたたない。でもこれがゲットアウトの話、「アス」は別だ。

アスは、怖くはない、ホラーでもない、ちょっと残酷かもしれない。この映画では隠しはしなかった、最初からすぐキラーが現れる。でもでもストーリーは徐々に一つずつ進行してる。ちょっとだけ見逃しても全体感が失う。ストーリーを話してくれたのは監督、けれど映画をどう理解するのは私たち。この意味だと素晴らしい映画だ。

社会の階層についての話はすぐわかる。アメリカが抱えている格差問題、差別問題、表から見るとこの世界が平和でワイワイやっている、裏ではとんでもない暗闇がある。まるで地上から地下かの問題だな。映画の中地下の女の子が地上に上がって結婚して子供生んで普通に生活している、「私たちもアメリカ人」って、要するに今ステータスの低い人は、チャンスさえ与えられれば、人生も成功するかもしれない、だけど、なかなかチャンスがない。生まれてからステータスはもう決まって、それを突破するのが大変、たまに不可能です。アメリカだけではなくて、日本でも同じ問題が抱えていると思います。

ここまでくるだと、もうこの映画スリラーではなくて、もう政治の話ですね。資本主義が発展すると、必然的にこうなる。改善するために、国家の力が必要。貧困層が増えると、民主主義の選挙制度を利用して、今の富裕層に対しての怒りを一票として、Socialistに近い候補者を選ぶ。このソーシャリストは中国のようなではなくて、もっとヨーロッパに近い感じです。まさに今のアメリカの若年層のトレンドだね。もしかしたら、アメリカ社会の異変がすぐくるかもしれない。

うん、面白い

以上では各投稿者の観点であり、zanp.lifeに責任負い兼ねます。

#映画#アス#感想

マンゴ  2019-9-28