「ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち」の感想 - 6ミリ秒ってハミングバードの高速な羽ばたきの時間
ヴィンセント・ザレスキと、従兄弟のアントンは、ニューヨークで株の高頻度取引を進めるトレス・サッチャー社で働いていた。株の取引はミリ秒(0.001秒)単位の差で、莫大な損得が発生するので、ヴィンセントとアントンの会社もそのレイテンシー(遅延)を減らすべく、システムを構築することに血眼になっていた。トレス・サッチャー社では、マイクロ波タワーの建設や光ケーブルを計画中だが、巨額となる予算などに難航していた。ヴィンセントが思いついたのは、カンザス州にあるデータセンター近辺と、ニュージャージー州にあるNY証券取引所のサーバーまで、1,600kmの直線距離に光ファイバーケーブルを敷くことだった。
こういう金融業界の秘話は結構人気らしいですね。
なぜこういうテーマなのに「ハミングバード」と呼ぶの?株やFXの取引っていろんな手法があり、長期的に投資するか、もしく短期的にするか。それぞれのリスクがあり。その中の一つはHigh Frequency Trading、要する早い頻度で買ったり売ったりする。そのわずかの収益で高頻度で売買すると莫大の利益をもらえるって手法ですね。その時間を買うには、できれば取引場に近づけないと、データーの送信するにかかる時間がもったいないから。
ゆえにそのわずか16ミリ秒を得するために、直線のファイバーを構築するっていうのはこの映画の本題。16ミリ秒ってハミングバードの高速な羽ばたきの時間です。
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