「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝」の感想

TVアニメでヴァイオレットエヴァーガーデンを知り、ヴァイオレットの感情の成長にとても感動しましたが、外伝はヴァイオレットの成長だけでなく今回のメインキャラでもあるイザベラ・ヨークがヴァイオレットと関わることにより徐々に心が変化していく様子が丁寧に描かれていて、初めから終わりまでずっと感動しっぱなしの作品でした。

作品は2部構成になっており、前半はイザベラとヴァイオレットの出会いから別れまでが描かれています。短い時間の中でもヴァイオレットがイザベラに与えた影響を強く感じることができ、最後の別れのシーンでは涙が止まりませんでした。後半はイザベラの妹テイラーがヴァイオレットを訪ねてくるシーンから始まります。

まだ幼いテイラーが、幼い頃の支えだったイザベラからの手紙をずっと大切にしていること、だからこそ郵便配達屋に憧れて、その仕事をとても尊敬し、憧れていることがとでもよく伝わってきて心が暖まります。アニメではメインの役どころではなかったベネディクトが大活躍しますが、郵便配達屋がつまらない仕事だ、と何の目的もなくただ仕事をしたのが、テイラーと関わることで自分の仕事に誇りを持てる様になる描写もとても細かく綺麗に描かれています。何より映像がとても綺麗でそれだけでも見応えのある作品です。

以上では各投稿者の観点であり、zanp.lifeに責任負い兼ねます。

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netfree  2019-10-9