「月影の下で」の感想・あらすじ - 前半はいいが、後半はダメのサイファイ映画
最初はスリルでいいが、どんどん平凡になっている展開。
あらすじ
2024年にフィラデルフィアにてテロが起きた。老人の主人公はタイムトラベルを利用し、孫娘を過去に送り、テロを起こしたテロリストを始末する。テロリストだけではなくて、テロリストを産んだ白人至上主義も消すつもりだった。ゆえに過去にいた人に対しては謎の死亡事件。タイムトラベルは九年一回しかできない。
主人公はずっと警察をやってきて、もちろん謎の死亡事件に関わり、一生をかけて家族に理解されなくても続けて、ようやく真犯人を捕まえた。まさか将来の自分が送ってきた孫娘だと、崩壊するどころだったが、それを理解し、孫娘を逃した。
これで2024年のテロリストはなくなった。happy ending
感想
最初謎の死亡事件に引っかかった。映画はサイファイだと事前知っていたが、どうサイファイ感を出すのかずっと推測していた。
最初に死んだのはピアニストとシェフとバス運転手。一見なんの繋がりもないけどね。主人公はできる男で、すぐ犯人を見つけてしかもミスで犯人を死なせた。ここまではまだいい、興味を持って見ていた。
9年後、また同じ事件が起きた。突然現れたインド?系の研究者は、なぜか月の引力でなんかタイムトラベルができると主人公にかけてきた。サイファイ要素は初めての登場。2回目の犯人も見つけ炊けど、その女性はなんと時間ないって彼を飛行機から海に投下した。ちょっと待ってよ、飛行に乗る時間あるのに、2分もかからないこの映画のストーリーを主人公に説明する時間もなかったのか?
犯人の突然の消失をみて、もう精神的に狂い始めた主人公。もう執着で事件を調べて続けた。ようやく死んだ人のつながりを見つけて、また9年一度のチャンスで、殺人犯と出会って。まさか将来の自分が送ってきた孫娘だと。
おい、おい、その関係、早く言えや、いたらこんなにめんどくさくならなかったでしょう?
ストーリーはもう普通になってきた感じ。早送りで見終わった。最後のオチは弱かったな。ある程度白人至上主義を批判している。孫娘も黒人の血を継いでいるし、世界平和を唄っている。ちょっときになるのは、
- 自分の娘じゃなくてもいいなのでは?
- こういうシステム、法律管轄外?ちゃんと裁判に通さなくて私刑を下すのはどうかな
- ミスって違う人を死なせたら、責任は?
- 孫娘さん、以外にバレやすいな、訓練ちゃんとしているの?注射器も途中落としたし
- 過去を維持たら、現世も変わる。そうのせいで、主人公のタイムライン、乱れてないか
- 全ての思想にルーツがあり、それは簡単に根絶することはできないともう。キーパーソンを殺しても、他のキーパーソンが現れてくると思う
まあ、そんなにサプライズ感じる映画ではないが、一応見ても損はしないですかね。
以上では各投稿者の観点であり、zanp.lifeに責任負い兼ねます。