「記憶にございません!」の感想 - 三谷幸喜監督の最新作!

とても面白かった!テンポのいい三谷幸喜さんの作品は以前から好きでしたが、この作品も期待以上でした。

支持率2%台と、これまでにないくらい国民から嫌われた総理大臣が、石に当たって記憶喪失となり病院を抜け出すところから物語がスタート。一癖ありそうな秘書等にサポートされながら、「総理業」をこれまでと少し違ったやり方でこなしていく主人公に、何だか元気ももらえます。

記憶を無くした総理大臣を演じるのは中井貴一。嫌われ者に始まり記憶喪失でも頑張る姿までの変わり様に笑い、ホロリとさせられ、ラストに思わず「そうか~!!」と気持ちの良いため息が出てしまいました。

その主人公をより生かすのは、豪華な共演者たち。石田ゆり子や吉田羊など、三谷作品でおなじみのキャストも作品によって色を変えつつ毎回独特な味わいを感じさせてくれるのも楽しい。

特に女性大統領役の木村佳乃は、なんだかかっこよかった!「記憶喪失」というテーマだと、記憶を取り戻そう、と苦悩・奮闘し、若干シリアスになるのかと思っていましたが、本作品はその状況を受け入れ、生まれ変わろう・ゼロから頑張ろう、とあくまで前向き。

コメディ要素が上品に小気味よくちりばめられていて、クスッと笑える、大人にとって(もちろんお子様にも)入り込みやすい世界だと思います。そして、私が三谷作品でもう一つ欠かさずチェックするのは、エンドロールの出演者リスト。今回も実は驚きの大女優が出演していて、「どこに?!」と各シーンを必死に思い出そうとし、つい見返したくなります。チョイ役で大物俳優が出てしまうので、どのシーンも見逃せません。チョイ役で出る、というのが贅沢かつ衝撃的です。

そして、どんな役であれ、三谷作品の俳優さんたちは皆楽しそうでのびのび演じているように見えて、とても気持ちがいい!演技力のなせる業なのかもしれませんが、私はいつもそう感じます。

映画館のゆったりとした座席で、のんびりと、俳優さんたちと一緒になって楽しむ。

それができる映画だと思います。

以上では各投稿者の観点であり、zanp.lifeに責任負い兼ねます。

#映画#記憶にございません!#感想

タンブラー  2019-10-9
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